現在、私は秋の基本情報技術者試験に向けて勉強中です。
その中で、私が得た知識をまとめて記事にしています。
本記事のテーマ
ノイマン型コンピュータとは
現在利用されているコンピュータの多くがノイマン型コンピュータです。
ノイマン型コンピュータは、記憶部に計算手続きのプログラムが内蔵され、逐次処理方式で処理が行われます。
・簡単な流れ
1. コンピュータを動かすプログラムは普段は補助記憶装置に眠っています。
2. 実行になると、主記憶装置に一旦移ります。
3. その後、CPUがひとつずつ命令を取り出して実行します。
この時、2の処理をプログラム内蔵方式(またはプログラム記憶方式)とよぶ。
プログラム内蔵方式:実行時にはプログラムをあらかじめ主記憶装置上に読み込んでおく方式です。
そして、3の処理を逐次制御方式と呼びます。
逐次制御方式:命令を1つずつ取り出して順番に実行していく方式です。
説明:
コンピュータに処理をさせるためのプログラムは。通常なんらかの補助記憶装置に収められています。(例:ハードディスクやCD-ROM)
補助記憶装置は、主記憶に比べて読み書き速度は普通はかなり遅いです。ですから、主記憶装置を経由しないと、CPUがどれだけ速くても宝の持ち腐れ状態になってしまいます。そこでコンピュータは主記憶装置であるメモリ上にプログラムをロードすることで、実行準備完了となります。
主記憶装置のアドレス
主記憶装置にはプログラムの他にも、処理中の演算結果など、様々なデータ記憶されています。
つまり、主記憶データは色んなデータを保持しているため、ちゃんと明確に指定できないと取り出し用がないわけです。
ここで、例えばなんですが、コインロッカーを思い浮かべてみてください。あれもたくさんの荷物を出し入れできますが、その時に困ったりしましたか?
「だってあれは番号がついてんじゃん」
「空いてるところに入れて、その番号の鍵で開け閉めするだけだしなー」
そうです!主記憶装置もそれと同じなんです。
主記憶装置は、一定の区画ごとに番号が割り振られていて、この番号を指定することで、任意の場所を読み書きすることができます。
この番号のことをアドレス(または番地)と言います。
以上がノイマン型コンピュータと主記憶装置のアドレスの説明です。
今回学んだアドレスという概念は大事なので絶対覚えておきましょう!
プログラミングをする際にもアドレスは出てきます。配列やポインタなどを扱う時に聞いたことがある方もいると思います。
コンピュータの中もデータが過ごしやすいように区画整備されているのです 笑!
参考資料
・キタミ式イラストIT塾 基本情報技術者 平成31/01年